2025/02/19(水)
足のむくみが気になる方へ!整体でできるケア
カテゴリー:健康
「夕方になると足がパンパン」「朝起きてもむくみが取れない」そんな悩みを抱えていませんか?足のむくみは放っておくと疲れが取れにくくなり、ひどい場合は痛みや冷えの原因になることもあります。今回は、整体の視点からむくみの原因と改善方法をご紹介します。
1. むくみの原因とは?
むくみは、体内の水分バランスが崩れたときに起こります。特に以下のような要因が関係しています。
① 血流やリンパの滞り
長時間同じ姿勢でいると、血液やリンパの流れが悪くなり、余分な水分が足にたまりやすくなります。デスクワークや立ち仕事の方は特に注意が必要です。
② 塩分の摂りすぎ
塩分を摂りすぎると、体内の水分を保持しようとする働きが強まり、むくみにつながります。加工食品や外食が多い方は意識的に塩分を控えることが大切です。
③ 筋力の低下
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、血液を心臓に戻すポンプの役割を果たしています。この筋力が低下すると、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみやすくなります。
④ ホルモンバランスの乱れ
特に女性は、生理前や妊娠中、更年期などのホルモン変化によって体内の水分バランスが崩れやすくなります。これもむくみの一因です。
2. ちょっと変わったむくみ解消方法
むくみの原因の『ホルモンバランス』の改善は内科的問題となりますので、今回はその他の3つの原因の解消法についてご紹介していきます。
一般的には「マッサージ」「ストレッチ」「水分補給」などがむくみ解消に有効ですが、今回は少し変わった方法を紹介します。
① 足裏ゴルフボール
足裏には血流やリンパの流れを促進するツボが多くあります。ゴルフボールを足裏で転がすことで、むくみの解消につながります。ゴリゴリと強く押すのではなく『痛気持ちいい』程度で行ってください。
② 足上げポーズ
ヨガのポーズにもある「壁に足を上げて寝る」方法は、重力を利用して血流を促し、むくみを軽減する効果があります。就寝前に5分ほど行うのがおすすめです。
③ 温冷交互シャワー
シャワーを浴びる際、足に温かいお湯と冷たい水を交互にかけることで、血管が収縮と拡張を繰り返し、血流が促進されます。リハビリの物理療法としても利用されています。
3. むくみを防ぐ生活習慣
むくみを防ぐには、日々の生活習慣を整えることが大切です。
① こまめに動く
長時間の同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がってストレッチや足踏みを取り入れましょう。立てない場合はふくらはぎを揉んでもOKです。
② 十分な水分補給
むくみ対策のために水分を控える方がいます。しかし、これは逆に体が水分を溜め込みやすくなります。カフェインを含まないお茶や常温の水をこまめに飲むのが理想です。
③ ぴったりした靴や服を避ける
血流やリンパの流れを阻害するようなキツい靴や衣類はむくみを引き起こしやすいので、適度なフィット感のあるものを選びましょう。むくみが重度の方は弾性ストッキングのようなキツイストッキングを着用することがあります。ご自身のむくみの状態を見て使い分けましょう。
④ 塩分や糖分を控える
塩分だけでなく、糖分の摂りすぎもむくみの原因になります。特に甘い飲み物やスナック菓子は控えめにしましょう。
4. まとめ
足のむくみは、血流やリンパの流れ、生活習慣が大きく関わっています。整体ではむくみを解消する施術やセルフケアのアドバイスも行っていますので、「むくみが気になる」「足が重だるい」と感じる方は、お気軽にご相談ください!