【腰痛】痛い場所を揉むとどうなるの？

痛む腰を揉むとどうなる？

腰が痛い時、皆さんどうしますか？

ほとんどの方が腰を揉むと思います。

腰を揉むとどうなるのでしょう・・・

宗像市腰痛専門整体院　セノビ

の山本慎也です！

本日もブログを御覧いただき

ありがとうございます(^^)

私も腰が痛くなると痛む場所を強く押します。

気持ちいいですよね(^_^;)

どうしても反射的に手がいってしまいます。

あなたも腰が痛い時、手が腰にいきますよね？

そしてしばらくそこを揉む・・・

その結果痛みは取れますか？

おそらく一時的に腰は楽になると思います。

しかし数分立つとまた腰が痛くなって

いるのではないでしょうか？

これで痛みが取れるのであれば病院は

必要ないですよね(^_^;)

では、これは解剖学的にはどのような行為

なんでしょうか？

筋膜のつながり

痛い場所を揉んでも治らないことは

あなたも体験を通してわかっていると

思います。

ではなぜ治らないのでしょうか？

基本的に筋肉の痛みは筋膜の張り

によって神経・血管が圧迫を受けて

発生します。

そのため痛みが出る場所は常に筋膜が

突っ張っています。

服で表すとどこかにシワが寄っていて

痛む場所が引っ張られている状態ですね。

そのため痛みが出ている場所は

『被害を受けている場所』・・・

つまり、被害者なのです。

そのため痛む場所を揉むということは

被害者をさらに刺激するということ

になります。

もみ返しとは？

よく、凝っている場所を強く揉む方が

いないでしょうか？

このように『強押し』を好む方は

次、またその場所を揉む時、さらに強い

刺激を与えないと刺激を感じにくく

なります。

そうです。

感覚が鈍くなってくるんですね。

そのため強押し好きの方はどんどん

押す力が強まっていきます。

筋肉を強く押しすぎると筋繊維の破壊

にもつながります。

これがいわゆる『もみ返し』です。

もみ返しは筋繊維が損傷した状態の

ことを言います。

被害者をさらに強い力で刺激するので

当然の結果ですよね・・・

このように痛む場所を揉むということは

痛みの原因に対して何も影響が与えられない

ため根本的な痛みの改善に繋がりません。

それどころか揉み方を間違えると痛みの

悪化にも繋がります。

ですが・・・

ついつい手がいってしまうのも

避けられない体の反応です。

ですので痛む場所を揉む時は筋肉を

損傷させないように『気持ちがいい』

程度で留めるように心がけて下さい。

まとめ

• 腰が痛むと腰を揉んでしまう
• 腰を揉んでも根本的に痛みは取れない
• 痛む場所＝被害者
• 痛みを取るのであれば筋膜のコリができている場所を揉む必要がある
• ついつい揉んでしまう場合はソフトに
• もみ返しがない程度に

いかがだったでしょうか？

このような意識を持つと

もみ返しは避けられると思います。

まずは少しずつでいいので痛む場所を

揉むクセを直してみてください。

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